2018/01/10
退色って何?ヘアカラーを長持ちさせる5つの秘訣
コラム
日本人の黒髪は、海外の人から見ると美しくて憧れだという話もありますが、カラーリングの面からすると、染まりにくいというデメリットがあります。
さらに、ヘアカラーで染めた後は、日が経つごとに赤や黄色系に変色していくので、美しい髪色を保つのが難しいのです。
つまり、ヘアカラー後に赤や黄色系に髪が変色していくのを退色と言います。
しかし、ヘアカラーを長持ちさせる方法を知れば、退色を防げます。
今回は、ヘアカラーを長持ちさせる5つの秘訣をご紹介します。
■ヘアカラー後の当日はシャンプーしない
美容院でヘアカラーをした場合は、必ずシャンプーをしてもらえますね。
ですから、家に帰ってからはなるべくシャンプーをしないようにしましょう。
家でヘアカラーをした場合は、カラーリング剤を流すときにシャンプーをします。
それ以降は、24時間以上あけてからシャンプーをするように心が得ましょう。
髪にカラーリング剤が定着していないうちにシャンプーすると、カラーリング剤が落ちてしまう可能性が高いです。
それによって、退色が早くなるので気をつけましょう。
■カラーリング専用シャンプーで洗髪する
ヘアカラーをした後は、普通のシャンプーよりもカラーリング専用のシャンプーを使った方が退色を防げます。
カラーリング専用のシャンプーは美容院で販売していることが多いです。
特に市販の安価なシャンプーは、洗浄力が強すぎるのでヘアカラーが落ちてしまう可能性が高いです。
市販のシャンプーを選ぶ際は、アミノ酸系シャンプーか、ラウレル硫酸、硫酸、オレフィン-スルホン酸が入っていないシャンプーを選びましょう。
■ぬるま湯で洗髪をする
退色を防ぐためには、洗髪の際のお湯の温度も大事です。
熱いお湯で洗髪を続けていると、ヘアカラーは熱に弱いので退色の速度が早くなります。
目安は、38度程度です。
特に、ヘアカラー後の1週間はぬるま湯で洗髪するように心がけましょう。
それだけでも、退色はかなり防げます。
■ドライヤーやコテの熱に気をつける
ヘアカラーは熱に弱いので、ドライヤーやコテの熱を加えすぎないように気をつけましょう。
ドライヤーの熱は髪を乾かすために避けられませんが、ドライヤー方法を考えれば軽減できます。
まず、髪の根元を乾かすようにすれば、自然と髪が全体的に乾くようになるので、ドライヤー時間が短くなります。
また、タオルドライで使うタオルは吸水性の高いものを選び、髪を軽く叩くようにして水分を十分にとってからドライヤーしましょう。
コテを使うときは、なるべく180度以下で使うようにしましょう。
温度に気をつけるだけでも、かなり退色は防げます。
■髪をしっかりと保湿する
ヘアカラーは、髪の表面のキューティクルを開いて行なうので、髪が傷みやすくなります。
その傷みを防ぐためには、保湿をしっかりしてあげることです。
特に、油溶性の保湿成分が配合されたヘアオイルやヘアトリートメントを使うことで、髪の表面にヴェールを張れるのでキューティクルの開きによる髪の傷みを防げます。
■まとめ
このように、ヘアカラー後の過ごし方によって退色を防げますので、是非実践してくださいね!
せっかくのヘアカラーを長持ちさせるために、参考にしていただけると嬉しいです。
- 鷹塀 悠樹(タカヘイ ユウキ)
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